こんにちは!はらきです。
こどもが悪いことをしてしまったとき、うまく叱れていますか?その時、こどもは何がわるかったか理解できているでしょうか?𠮟り方・指摘の仕方で悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか?
令和2年に文部科学省が委託調査した「保護者の意識に関する実態地把握調査 報告書」によると、子育てされている方の56.5%が「子供のほめ方・𠮟り方」に悩みや不安を抱えているとのこと。調査されている項目の中では1位です。ちなみに、2位は「子供の健康・発達に関すること」の50.3%です。
この記事を読むと、自分は「うまく𠮟れているか?」を確認する方法が分かります、さらに「うまい𠮟り方」が理解できます。叱っても効果がない・・、一度言ったことを何度も繰り返してしまう・・、という方は是非読んでみて下さい。
さっそく結論から。この5つを紹介します。
- 自分の気持ちを伝える
- きちんと話を聞く
- こどもと一緒に考える時間を取る
- まちがいが理解できたら褒める
- 泣いていたら落ち着くまで待つ
上手く叱ることができるようになれば、こどもの成長にかなりのプラスになります。また、自分のストレスも減るはずです。
では今日も一緒にがんばっていきましょう!
キレると叱るの違い
よくある失敗が、「こどもに対してキレてしまう」です。その場では、自分がキレてしまっているのか、きちんと叱れているのか?がわからないものです。この記事を読んでいる冷静な今、キレると叱るの違いを見ていきましょう。下の表で説明します。
キレる | 叱る | |
---|---|---|
目的 | 感情の発散 | 相手の成長 |
目線 | 自分 | 相手 |
会話の方向 | 一方通行 | 双方向 |
言葉遣い | 感情的 | 冷静 |
結果、 子供はどうなる? | 委縮する また繰り返す | 間違いを理解する 行動が変わる |
キレるは自分のため、叱るは相手のためと誰のためか?が大きく違います。
また会話の方向も、キレるは一方通行で口答えを許さないのに対して、叱るは双方向の会話ができます。
こどもにとって親はとても大きい存在です。そんな親にキレられ続けたら、こどもはどうなるでしょう?間違いなく委縮して動けなくなると思います。こどもに委縮させる親はカッコよくないですよね?こどものためになる叱り方をしていきたいものです。
自分はキレているのか?を判断できなかったら、
「こどもとハグしながらその言葉が言えるか?」を考えてみて。
ハグしながら言えるならOKです。
上手く叱るためのコツ5選
自分の気持ちを伝える
上手く叱るためのコツ5選の1つ目は「自分の気持ちを伝える」です。
なぜ自分は叱っているのか?怒っているのか?こどもに気持ちを伝えましょう。「〇〇はダメ!」など抽象的な言葉ではなく、なぜダメなのか具体的に伝えてあげると良いです。
「車が走って来るかもしれなくて危ないから、駐車場では走らないで」
などです。こどもって親の想像よりもいろいろなことを考えてすぐ成長します。言ってもわからないだろ?と思うかもしれませんがそんなことありません。こどもは理解できますし、分からなければ覚えます。繰り返し自分の言葉で伝えてあげて下さい。
きちんと話を聞く
上手く叱るためのコツ5選の2つ目は「きちんと話を聞く」です。
こどもの頃に、親の勘違いで怒られたことがある方いらっしゃるのではないでしょうか?
親でなくとも、会社の上司でもそういう人はいますよね。決めつけで怒って来る人は信用されません。それはこどもと親でも同じです。
話をきちんと聞いてあげて、こどもがなぜそれを行ったのか?の理由を理解してあげて下さい。それによって解決策も変わるはずです。
こどもと一緒に考える時間を取る
上手く叱るためのコツ5選の3つ目は「こどもと一緒に考える時間を取る」です。
大人は、大体の経験則からある程度の正解が分かります。今まで長い時間、経験を積んでいるからです。だけど、こどもにはその経験がありません。なので、分からないこともたくさんあります。
こどもが悩んでいたら正解を教えるのではなく、一緒に考えて、こどもが出した答えを応援してください。ぼくは出した答えが間違っていても良いと思っています。原因を考えて、答えまで出すプロセスが大事だと思っているからです。その1つを間違えても、その経験が次の事に活きてきます。
ぼくは、こどもが友達との関係で悩んでいたら、
「○○ちゃんは何で怒ったんだと思う?」みたいに
なぜ?を考えられるように会話することを意識してますね。
まちがいを理解できたら褒める
上手く叱るためのコツ5選の4つ目は「まちがいを理解できたら褒める」です。
こどもがまちがいを理解できたら全力で褒めてあげましょう。
よく分からない時って不安があるじゃないですか?こどもも同じす。
なので、合っていたら全力で褒めて安心させてあげて下さい。それによってこどもも「これが正解なのか!」と理解できます。理解できることで、次同様のことが起きた場合は自分で正解を見つけることができるかもしれません。
親がこどもをずっと見守り続けることは不可能です。親がすべきことは、こどもが自分で進んで行けるようにしてあげることだと思っています。そのために、褒めることは最重要項目の1つだと思います。
泣いている時は落ち着くまで待つ
上手く叱るためのコツ5選の5つ目は「泣いている時は落ち着くまで待つ」です。
泣いている時は、感情が昂っているので正常な思考で考えることができません。
そんな時は、落ち着くまで待ってあげてください。
ハグをするなど、体が触れ合っているとこどもは落ち着きやすくなります。
ぼくの場合は「だっこ」でした。
こどもが落ち着くまで1時間くらい抱っこすることもありましたね(^^)
まとめ
今回は、こどもが成長する𠮟り方のコツ5選を紹介しました。
この5つです。
- 自分の気持ちを伝える
- きちんと話を聞く
- こどもと一緒に考える時間を取る
- まちがいを理解できたら褒める
- 泣いている時は落ち着くまで待つ
これら5つを実践していけば、叱り方を通してこどもを成長させることができます。こどもが成長するだけでなく、親の育児ストレスも少なくなるはずです。ぜひ試してみて感想をお聞かせください。
また、親がこどもをずっと見守り続けることは不可能です。親がすべきことは、こどもが自分で進んで行けるようにしてあげることだと思っています。そのために、褒めることは最重要項目の1つだと思います。こどもを良い方向に成長させられる好かれるパパになっていきましょう!
今回は以上になります。
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では、また次回お会いしましょう。またね!